2026/06/20|Trading Log|売り手法 仮説1〜3の総括

日経225先物と円建て金について、売りで入れるパターンがあるかを確認した。

今回整理した仮説は、以下の3つである。

仮説内容位置づけ
仮説1前日安値割れなどの基本ブレイクアウトシンプルな売り手法
仮説2一定の値幅・新値更新を伴うN日値幅ブレイク仮説1を強めた売り手法
仮説3行き過ぎ後の反転狙い売りで弱かった条件を反対側から確認するテーマ

結論から言えば、仮説1〜3を確認した範囲では、売り手法として魅力的な結果は見つからなかった。

単純な安値割れ、値幅拡大を伴うブレイク、N日高値ブレイク後の売りなどを確認したが、寄付き前に売りを決められるほど明確なパターンにはならなかった。


目次

仮説1:基本ブレイクアウト

仮説1は、前日安値割れなどのシンプルな下方向ブレイクで売る考え方である。
項目内容
条件前日安値割れなど
狙い下方向への勢いに乗る
確認したこと単純なブレイクで優位性があるか
考え方としては分かりやすい。
しかし、単純な安値割れだけでは、売りで入る根拠としては弱かった。

下げる日はある。
ただし、事前に寄付きで売れるほどの明確な癖は確認できなかった。

仮説2:値幅拡大・新値更新を伴うブレイク

仮説2は、仮説1を強めたものである。
単なる安値割れではなく、一定の値幅やN日安値更新を伴うブレイクを条件にする。
項目内容
条件値幅拡大、N日安値更新など
狙い通常より強い下方向の動きに乗る
確認したこと条件を強めれば売り手法になるか
これは、ラリー・ウィリアムズ的な値幅拡大や新値更新の考え方に近い。
ただし、今回確認した範囲では、値幅拡大や安値更新を加えても、魅力的な売りパターンにはならなかった。

大陰線が出やすくなる条件はある。
しかし、それだけで寄付き売りを決められるほどではない。

条件を重ねると発生率は上がる場面もあるが、その分、件数が減る。
結果として、実運用で使いやすい形にはならなかった。

大陰線の前兆確認

売り手法を考えるうえで、始値から終値までで大きく下げる日も確認した。
具体的には、始値→終値で -1.5%を超えて下落する日である。
対象見た内容
日経225先物-1.5%超の陰線が出る前の状態
確認した項目は、曜日、前日値幅、前日ローソク足、N日安値更新、直近N日騰落、直近N日値幅、陰線連続、終値位置などである。

ただし、結論は同じである。
見えたこと判断
値幅拡大後は大陰線が出やすくなるただし決定打ではない
安値更新後にさらに下げることはあるただし単独では弱い
曜日による差はあるただし売買根拠には弱い
条件を重ねると件数が減る安定性に不安が残る
大陰線になる日の特徴は、後から見れば分かる。
しかし、寄付き前に売れるほどの前兆としては弱い。

仮説3:行き過ぎ後の反転狙い

仮説3は、売りで弱かった条件を、反対側から確認するための検証である。

仮説1・仮説2では、下方向へのブレイクや値幅拡大を見て、売りで入ることを考えた。

しかし、売りが弱いのであれば、同じ条件を反対側から見る必要がある。
項目内容
条件売りで弱かった条件
狙い同じ条件を買いで見た場合に優位性があるか確認する
位置づけ今後の検証テーマ
特に、高値ブレイクを売る手法が弱い場合、同じ条件を買いで見たときに別の可能性がある。

つまり、N日高値ブレイクを売るのではなく、買いで見た場合どうなるか
を確認する必要がある。

今回の段階では、仮説3の結論はまだ出していない。
ただし、売り手法が弱かった以上、次に確認すべきテーマとして残る。

総括

今回の検証では、日経225先物と円建て金について、売りで入れるパターンを探した。
しかし、現時点では、寄付き前に売りを決められるほど魅力的な条件は見つからなかった。
仮説総括
仮説1単純な下方向ブレイクでは弱い
仮説2値幅拡大や新値更新を加えても決定打ではない
仮説3売りで弱かった条件を、買い側で確認するテーマとして残る
売りで入るには、事前に判断できる明確な条件が必要である。

しかし、今回の範囲では、「この条件なら寄付きで売る」と言えるほどのパターンは確認できなかった。

したがって、現時点では、売り手法を無理に採用する段階ではない。

今後は、売りで弱かった条件を反対側から確認する。
特に、N日高値ブレイク買いについては、あらためて検証する。

今後の検証事項

✓ 高値ブレイク売りが弱いということは、同じ条件を買いで見た場合には別の可能性があるため、N日高値ブレイク買いは今後あらためて検証する。

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