2026/06/18|Trading Log|N日安値ブレイク売り

仮説2として、N日安値ブレイク売りを検証した。

結論から言うと、この手法は単体では魅力的ではない。

・日経225先物は、20日ブレイクがもっとも良いが、売買回数が少ない
・円建て金は、10日ブレイクの数字が良く見えるが、2026年の利益に偏っている
・5日、10日、20日と期間を伸ばしても、安定した主力手法とは言いにくい

だから、N日安値ブレイク売りは単体で採用するのではなく、下方向の勢いを確認するフィルター候補として残す。
目次

STEP1:検証ルール

項目内容
対象日経225先物、円建て金
期間2016年1月4日〜2026年3月31日
仕掛け前日までのN日安値を下回ったら売り
N日5日、10日、20日
売値N日安値
手仕舞い当日終値
損益100倍換算

STEP2:日経225先物の結果

ブレイク売買回数勝率合計損益平均損益PF最大DD
5日497回48.9%+149.1万円+3,000円1.2667.5万円
10日314回48.4%+142.9万円+4,552円1.3659.6万円
20日174回50.0%+116.5万円+6,695円1.5637.7万円

日経225先物は、N日を長くするほどPFと最大DDは改善した。

ただし、20日ブレイクは売買回数が174回まで減る。
単体の主力手法としては、少し弱い。

STEP3:円建て金の結果

ブレイク売買回数勝率合計損益平均損益PF最大DD
5日452回48.7%+65.0万円+1,438円1.6117.9万円
10日290回49.3%+62.0万円+2,138円2.1310.4万円
20日176回47.7%+29.5万円+1,675円1.957.1万円

円建て金は、10日ブレイクのPFが高い。

ただし、年別で見ると2026年の利益に大きく偏っている。
このまま主力候補にするのは危険。

STEP4:日経225先物の年別成績

5日損益5日回数10日損益10日回数20日損益20日回数
2016+1.5万円55回+6.4万円31回+15.7万円16回
2017▲25.4万円44回▲12.5万円24回▲0.7万円17回
2018+50.1万円53回+39.0万円41回+26.5万円26回
2019+8.6万円37回+12.8万円21回+5.2万円9回
2020+21.7万円52回+22.8万円30回+22.5万円16回
2021+23.2万円53回+13.9万円33回▲16.2万円17回
2022▲5.4万円65回▲6.1万円47回▲6.7万円29回
2023▲10.5万円46回▲15.2万円27回▲6.8万円17回
2024+74.6万円40回+73.0万円28回+68.9万円10回
2025▲34.8万円47回▲23.2万円28回+0.9万円15回
2026+45.5万円5回+32.0万円4回+7.2万円2回

日経225先物は、2024年の利益が大きい。
20日ブレイクは比較的きれいだが、売買回数が少ない。

STEP5:円建て金の年別成績

5日損益5日回数10日損益10日回数20日損益20日回数
2016▲0.9万円56回▲0.5万円42回▲1.0万円26回
2017▲0.3万円50回▲0.6万円30回▲1.0万円18回
2018+1.9万円58回+1.4万円47回+0.9万円39回
2019+1.1万円43回+0.6万円27回▲0.5万円17回
2020+6.4万円40回+5.8万円20回+4.8万円16回
2021+2.5万円40回+2.1万円26回+2.4万円15回
2022▲3.5万円43回▲4.8万円30回▲2.7万円17回
2023▲3.4万円47回▲2.1万円27回▲0.1万円15回
2024+3.8万円35回+4.2万円23回▲0.1万円10回
2025▲0.6万円31回▲0.8万円15回▲0.6万円2回
2026+58.1万円9回+56.7万円3回+27.4万円1回

円建て金は、2026年の影響が大きい。

2026年を除くと、かなり平凡な結果になる。
そのため、円建て金のN日安値ブレイクは主力候補にはしにくい。

STEP6:結論

仮説2の結論は、次のとおり。

項目結論
日経225先物20日ブレイクが一番良いが、回数が少ない
円建て金10日ブレイクは良く見えるが、2026年偏重
単体採用しない
今後の扱いフィルター候補として残す
N日安値ブレイク売りは、単体では主力にしにくい。
ただし、下方向の勢いを確認するフィルターとしては使える可能性がある。

次に見るなら、N日ブレイク単体ではなく、終値位置、前日値幅、曜日、値幅収縮などと組み合わせる必要がある。
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