2026/06/03|Trading Log|エントリー条件を注文方法から考える

日経225先物を主戦場にするなら、検証の前に整理しておきたいことがある。

それは、
エントリー条件を、実際の注文方法に落とし込めるか
という点だ。

売買ルールとしては、いろいろ考えられる。

  • 前日終値を使う
  • 前日高値・前日安値を使う
  • 始値からの値幅拡大を見る
  • 17:00の寄付きで入る

ただし、検証上は成立しても、実際の注文方法と合わなければ運用しにくい。

今回の論点は、
寄付き前に値幅や条件を確認して、松井証券の注文方法でエントリーできるか
である。


目次

エントリー条件を注文方法で分ける

まず、エントリー条件をざっくり分けると、次のようになる。

分類エントリー条件松井証券での扱いやすさ評価
終値基準前日終値で判定し、翌17:00に成行扱いやすい最優先
寄付き基準17:00寄付きで成行扱いやすい優先
高値・安値更新前日高値超えで買い/前日安値割れで売り逆指値で対応しやすい検証候補
値幅拡大始値+〇円で買い/始値−〇円で売り扱いにくい要注意
始値確認型ギャップ確認後に買い/売り手動対応になりやすい優先度低め

扱いやすいエントリー条件

扱いやすいのは、
寄付き前に売買方向や注文価格が決まっている条件
である。

たとえば、前日終値を使う場合。

  • 前日終値が5日移動平均線を上回ったら買い
  • 前日終値が前々日高値を上回ったら買い
  • 前日終値がレンジ上位で終わったら買い

このような条件なら、15:45の終値が出た後に判断できる。

そして、翌17:00の寄付きで成行エントリーする形にできる。

これはかなり実運用に近い。


前日高値・安値のブレイクは検証候補

前日高値や前日安値を使う方法も、比較的扱いやすい。

理由は、
前日高値・前日安値は寄付き前にすでに分かっているから
である。

たとえば、

  • 前日高値を超えたら買い
  • 前日安値を割ったら売り

この条件なら、固定価格の逆指値として設定しやすい。

ただし、成行で入る方法よりは少し複雑になる。

  • 逆指値の設定が必要
  • 約定価格がズレる可能性がある
  • 上下両方の条件を置く場合は管理が必要

そのため、最優先ではないが、検証候補には残せる。


注意が必要なエントリー条件

注意が必要なのは、
当日の始値が出ないと注文価格が決まらない条件
である。

たとえば、

  • 始値+〇円を超えたら買い
  • 始値−〇円を割ったら売り

この形は、値幅拡大型としては分かりやすい。

しかし、17:00の始値が決まるまでは、買いラインも売りラインも決まらない。

松井証券で、寄付き前から
当日の始値+〇円
当日の始値−〇円
という新規エントリー注文を設定できるかは、現時点では確認できていない。

そのため、松井証券前提では、最初の主軸にはしにくい。


返済予約とは分けて考える

ここで混同しやすいのが、返済予約である。

返済予約は、エントリー後に、

  • 約定価格から〇円上で利益確定
  • 約定価格から〇円下で損切り

のように使うもの。

これは便利だが、今回の論点とは別である。

今回考えているのは、あくまで
新規エントリーをどう入れるか
である。

つまり、

  • 新規でどの条件なら入れるのか
  • 寄付き前に注文できるのか
  • 始値を見てからでないと無理なのか

ここを先に確認する必要がある。


現時点の優先順位

現時点では、検証の優先順位はこう考える。

優先度エントリー条件理由
前日終値で判定し、翌17:00成行判断しやすく、注文もシンプル
17:00寄付き成行事前に方向を決められる
前日高値・安値の逆指値価格が事前に確定している
始値+〇円/始値−〇円始値基準の新規注文が必要
始値確認後の手動エントリー17:00直後の対応が必要

今日の結論

今日の整理で大事なのは、売買ルールの良し悪しではない。

まず確認すべきなのは、
そのエントリー条件を、実際の注文方法で実行できるか
である。

寄付き前に条件を確認できて、売買方向や注文価格を決められるものは扱いやすい。

具体的には、

  • 前日終値で判定して、翌17:00に成行で入る
  • 17:00寄付きで成行で入る
  • 前日高値・前日安値を逆指値で指定する

このあたりは、松井証券でも実運用に乗せやすい。

一方で、始値+〇円、始値−〇円のように、当日の始値を基準にする条件は注意が必要である。

松井証券でその形の新規注文が使えないなら、実運用では手動対応が増える。

まずは、
寄付き前に条件を確認できるエントリー
を中心に検証する。

その方が、実際の運用に近い検証になる。

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