日経225先物を主戦場にするなら、検証の前に整理しておきたいことがある。
それは、
エントリー条件を、実際の注文方法に落とし込めるか
という点だ。
売買ルールとしては、いろいろ考えられる。
- 前日終値を使う
- 前日高値・前日安値を使う
- 始値からの値幅拡大を見る
- 17:00の寄付きで入る
ただし、検証上は成立しても、実際の注文方法と合わなければ運用しにくい。
今回の論点は、
寄付き前に値幅や条件を確認して、松井証券の注文方法でエントリーできるか
である。
エントリー条件を注文方法で分ける
まず、エントリー条件をざっくり分けると、次のようになる。
| 分類 | エントリー条件 | 松井証券での扱いやすさ | 評価 |
|---|---|---|---|
| 終値基準 | 前日終値で判定し、翌17:00に成行 | 扱いやすい | 最優先 |
| 寄付き基準 | 17:00寄付きで成行 | 扱いやすい | 優先 |
| 高値・安値更新 | 前日高値超えで買い/前日安値割れで売り | 逆指値で対応しやすい | 検証候補 |
| 値幅拡大 | 始値+〇円で買い/始値−〇円で売り | 扱いにくい | 要注意 |
| 始値確認型 | ギャップ確認後に買い/売り | 手動対応になりやすい | 優先度低め |
扱いやすいエントリー条件
扱いやすいのは、
寄付き前に売買方向や注文価格が決まっている条件
である。
たとえば、前日終値を使う場合。
- 前日終値が5日移動平均線を上回ったら買い
- 前日終値が前々日高値を上回ったら買い
- 前日終値がレンジ上位で終わったら買い
このような条件なら、15:45の終値が出た後に判断できる。
そして、翌17:00の寄付きで成行エントリーする形にできる。
これはかなり実運用に近い。
前日高値・安値のブレイクは検証候補
前日高値や前日安値を使う方法も、比較的扱いやすい。
理由は、
前日高値・前日安値は寄付き前にすでに分かっているから
である。
たとえば、
- 前日高値を超えたら買い
- 前日安値を割ったら売り
この条件なら、固定価格の逆指値として設定しやすい。
ただし、成行で入る方法よりは少し複雑になる。
- 逆指値の設定が必要
- 約定価格がズレる可能性がある
- 上下両方の条件を置く場合は管理が必要
そのため、最優先ではないが、検証候補には残せる。
注意が必要なエントリー条件
注意が必要なのは、
当日の始値が出ないと注文価格が決まらない条件
である。
たとえば、
- 始値+〇円を超えたら買い
- 始値−〇円を割ったら売り
この形は、値幅拡大型としては分かりやすい。
しかし、17:00の始値が決まるまでは、買いラインも売りラインも決まらない。
松井証券で、寄付き前から
当日の始値+〇円
当日の始値−〇円
という新規エントリー注文を設定できるかは、現時点では確認できていない。
そのため、松井証券前提では、最初の主軸にはしにくい。
返済予約とは分けて考える
ここで混同しやすいのが、返済予約である。
返済予約は、エントリー後に、
- 約定価格から〇円上で利益確定
- 約定価格から〇円下で損切り
のように使うもの。
これは便利だが、今回の論点とは別である。
今回考えているのは、あくまで
新規エントリーをどう入れるか
である。
つまり、
- 新規でどの条件なら入れるのか
- 寄付き前に注文できるのか
- 始値を見てからでないと無理なのか
ここを先に確認する必要がある。
現時点の優先順位
現時点では、検証の優先順位はこう考える。
| 優先度 | エントリー条件 | 理由 |
|---|---|---|
| 高 | 前日終値で判定し、翌17:00成行 | 判断しやすく、注文もシンプル |
| 高 | 17:00寄付き成行 | 事前に方向を決められる |
| 中 | 前日高値・安値の逆指値 | 価格が事前に確定している |
| 低 | 始値+〇円/始値−〇円 | 始値基準の新規注文が必要 |
| 低 | 始値確認後の手動エントリー | 17:00直後の対応が必要 |
今日の結論
今日の整理で大事なのは、売買ルールの良し悪しではない。
まず確認すべきなのは、
そのエントリー条件を、実際の注文方法で実行できるか
である。
寄付き前に条件を確認できて、売買方向や注文価格を決められるものは扱いやすい。
具体的には、
- 前日終値で判定して、翌17:00に成行で入る
- 17:00寄付きで成行で入る
- 前日高値・前日安値を逆指値で指定する
このあたりは、松井証券でも実運用に乗せやすい。
一方で、始値+〇円、始値−〇円のように、当日の始値を基準にする条件は注意が必要である。
松井証券でその形の新規注文が使えないなら、実運用では手動対応が増える。
まずは、
寄付き前に条件を確認できるエントリー
を中心に検証する。
その方が、実際の運用に近い検証になる。