2026-02-05-円建て金【NYタイム終了後】_やはり、重いと思っていても。

<前回>レジ:26,350円、サポ:25,800円
<今回>レジ:25,800円、サポ:25,250円
結果的に、東京タイム終了後からは、レンジは切り下がる。今回の急落は①ファンダメンタルズ悪化(FRB人事・ドル高)と②中国個人投資家を中心とした強制決済という二層構造。後者の「投げ」は短期的に一巡し、反発で相応に回収された一方、前者を打ち消すほどの新材料は見当たりらず。

結果として、テクニカル的にも心理的にも“急落の記憶”が上値を抑え、当面は戻りが売られやすい重い局面が続く、という評価が自然なのか。

運用状況/パフォーマンス

前回の予測は?
目次

円建て、15分足

昨日、終値付近から、雲を下抜けて、大幅下落。目先は下降雲であり、売り回転の様相と捉える。
赤線:前日高値、赤点線:レジスタンス、青線:目先のサポート、黄色:直近の寄付(17時~)きからの値動き

環境確認

STEP

Technical/Technical
ドル建て金、USD/JPYから、円建ての動向を確認

日足

ドル建て(上段)は、初回の大暴落分の回収に入るも、合えなく撃沈。USD/JPY(下段)は雲を上抜ける。

時間足

USD/JPYは動意薄、ドル建て(下記)は、NYタイム開始後から、約130ドルの下落後に反転と言う流れ。但し、目先は上昇雲であり、押しに見える。
STEP

主要メディアからの要約、纏め

目先のドル円上昇はドル主導ではなく、日本要因による円主導の戻り局面と捉えるのが妥当。そのため水準が切り上がれば、円安のスピードや水準を警戒したレートチェックや介入観測が再び意識されやすくなる。

ただし、これは日本国内の為替調整要因であり、ドル不安や金融不安を伴うものではない。このため金の安全資産需要を直接押し上げる材料にはなりにくく、円高が進めば円建て金には下押し圧力がかかる可能性があり。

USD/JPY

ドル円は157円台回復をうかがう水準まで上昇しており、足元では「ドル高」よりも「円安」が主因と評価される。衆院選を巡り与党優勢観測が強まり、高市政権による積極財政・円安容認スタンスが意識され、投機筋を中心に円売りが再開されている。実際、ヘッジファンドの円ショート再構築を示唆する見方も多い。一方、ドルについてはFRB議長人事を巡る不透明感は残るものの、利下げ再開を急がないとの見方が下支え。ただし中長期ではドル安再開を想定する声も多く、目先のドル円上昇は「円主導の戻り局面」と捉えるのが妥当で、上値では再び警戒感が強まりやすい。

株式市場は方向感が分かれ、米国ではハイテク・AI関連株が調整局面に入る一方、資金は小型株やバリュー株へとローテーションが進んでいる。AI分野では競争激化や期待先行への警戒が強まり、決算をきっかけとした急落も目立つ。一方で米経済指標は底堅さを示しており、全面的なリスクオフには至っていない。日本株は前日の急騰の反動や米ハイテク株安を受けて調整含みだが、企業業績や選挙後の政策期待が下支え要因。株式市場全体としては「売り一色」ではなく、テーマと銘柄の選別が進む局面といえる。

金は先日の歴史的な急落後、下げ止まりから反発を試す展開となっている。中国個人投資家を中心とした強制決済や、投機ポジションの巻き戻しが急落の主因であり、その影響は一巡しつつある。一方で、急騰局面で形成された過熱感や高値警戒は依然として重く、戻り局面では利確売りが出やすい。ドル高や米金利上昇は上値抑制要因となる一方、中東情勢など地政学リスクや安全資産需要は下支え。現状は「トレンド再開前の調整レンジ」と見るのが妥当で、短期的には振れ幅の大きい不安定な値動きが続きやすい。
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