円建て金先物のNYクローズ後の値動きを振り返り、東京時間との違いや日足ベースでの相場環境を整理します。方向感に乏しい展開が続く中、テクニカル指標と時間帯特性から見える「安心できない理由」と、翌営業日に向けた注目ポイントを実際の値動きをもとに検証します。
火水の急上昇を受けての調整と見られる下落。しかし、過熱感はテクニカル的に、さほど感じず。
まだ、ボーナスタイムは続くのかと、期待してしまう。
- 現時点での材料難であり、小動き。ドル建て・USD/JPYは買いにバイアスが掛かっているが、円安牽制及び利食い売りへの警戒で弱含みを形成していると考えるべきか。
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共に材料難で、その通り。但し、下方にバイアスが大きく掛かるとは思えず。あえて言ううならば、単純換算値ではあるが、円建てがかなりの上鞘となっている。
どちらかが下落した場合に、過剰に押す場面が予測される。
目次
円建て概況
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本日(17時のエントリー)のトレード
通常モード
昨日の流れを引継ぎ、終始で弱含み。材料難であり、本日も強い展開は期待できない。
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上位足確認
火水での急上昇の後、週後半は2発目の陽線に収まる小動き。しかし、日足転換線までの下落が無いのをどう評価すべきか。時間足は雲の下を抜け、三役暗転へ向かっているが、雲が薄いだけに判断はできない。
<円建て_時間足>

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15分足確認
昨日終盤からの流れを引き継いでの弱含み、とは言え、水曜日の日足大陽線の範囲内。目先の雲は弱く見え、時間足も雲の下を推移しており、今回は陰線での着地になる可能性が強い。
赤点線:レジスタンス、赤線:前日高値、黄線:始値、青点線:サポートライン

環境確認
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テクニカル:ドル建て、USD/JPY
USD/JPY_時間足(移動平均&平均足)
今週はドル建て、USD/JPYが綱引きではなく、同一方向に強い流れを前半で作り、後半はダレる展開であった。
どちらかと言うと上げ下げで、USD/JPYの影響を受けたかの様に感じる。
現時点で懸念すべきは、USD/JPYの売り回転が長引く気配を見せていることか。

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各種News
総じて、新材料というより既存材料の消化とポジション調整局面と見るべき
ドル建てでは、目先で新たに強く材料視されるニュースは乏しい。米新規失業保険申請件数の減少や製造業関連指標の改善を受け、米金利は高止まりし、ドルは底堅く推移している。一方で、FRBの利下げ時期見通しは大きく変化しておらず、積極的なドル買いを正当化する材料には至っていない。FRB議長人事を巡る発言や独立性への言及は断続的に出ているが、相場を一方向に動かす決定打とはなっておらず、全体としては材料難の中で様子見色が強い。
USD/JPYは、米指標の底堅さを背景としたドル高圧力と、日本側の円安けん制発言が拮抗する展開。財務相による断続的な円安牽制で一時的に円高方向へ振れる場面はあるものの、持続性は乏しく、その後はドル高基調に戻る動きが繰り返されている。日銀会合を控え、金融政策スタンスに大きな変化は見込みにくいとの見方が優勢で、円を積極的に買う材料は限定的。結果として、明確なトレンド形成よりも高値圏での上下動が続いている。