2026/03/30_相場雑感/予測

弱含みだが、本日は予測せず。

前日高値を上抜ける動きを見せるも、24,000円で跳ね返されており、上位足に従い、強い流れとは言えない。
また、ファンダメンタルズ的にも、強い理由が見当たらず。

赤点線:目先上限、赤線:前日高値青点線:目先下限、青線:前日安値

テクニカル

ドル建てSPOT日足は3/16週の急落から三役暗転を形成しつつあるも、翌週は底堅く推移。ただし、上昇圧力は弱めで、信頼性は低く、雲の流れはよくはない。
USD/JPYテクニカル的には上位足から下位足まで、順調なアップトレンドである。
円建て週足目安的には終値の23,500円付近の下は髭となっており、一定のサポートは感じられる。
現時点はその下限を推移しているが、上昇圧力は感じず。
円建て日足目先のレンジは3/23(月)の特大陰線の実体、22,500円~25,000円。上限をブレイクすることは雲を上抜けることになるが、遅行線は実体から下に距離をとっており、強気になれるとは思えない。

ニュース

全体として強気一辺倒ではなく、原油は強い一方、株は軟調、金は上値が重く、ドル円も上昇基調ながらヘッドライン次第で乱高下する不安定な地合いである。

USD/JPY

3月23日から27日の週のドル円は、中東情勢の悪化と停戦期待の交錯に振り回される展開であった。有事ではドルが選好されやすく、原油高による日本の交易条件悪化も円売り材料となった。一方で、停戦や協議進展の思惑が出るたびにドル買いは巻き戻され、相場は乱高下した。週末には160円台を回復し、材料主導の神経質な地合いが改めて鮮明となった。



株式市場は、中東リスクの長期化懸念と原油高を背景に、世界的にリスク回避姿勢が強まる週となった。エネルギー高は企業収益の圧迫とインフレ再燃懸念を通じて逆風となり、米株は主要指数が軟調に推移した。日本株も為替の円安支援だけでは支えきれず、不安定な値動きが継続した。市場は景気や企業業績よりも、地政学ヘッドラインに強く反応する状態である。



金は週を通して方向感が一定せず、地政学リスクそのものよりもドル相場や市場全体の資金移動に左右されやすい展開であった。安全資産としての買いが入りやすい一方、ドル高局面では上値が抑えられ、株安時の換金売りも重石となった。ただ週末には戦争長期化懸念とドル安局面を受けて大きく反発しており、基調が崩れたというより、外部環境に振られやすい状態と見るのが妥当である。

原油

原油は中東情勢の変化を最も敏感に織り込んだ市場であり、軍事攻撃懸念が強まれば急騰し、停戦や攻撃延期の報道が出れば急落する荒い値動きとなった。背景には、ホルムズ海峡を巡る供給不安が依然として消えていないことがある。週末にかけては再び高値圏へ戻り、市場は短期的な安心材料よりも、紛争長期化による供給制約とインフレ再加速リスクを重く見ている。

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