目次
円建て金_15分足
振り返り~予測
ほぼ、状況は変わらず。
目先レンジ:27,300円~(27,600円)~27,700円
目先の想定推移:白点線
前日高値:赤線、レジスタンス:赤点線、サポート:青点線、直近の推移:黄色
底堅くはあるが、強くもなれない状況。次のネタが入るまでは動意薄の相場が続くのか。
長引けば、ポジション調整の売りが入る懸念があり。

前回予測
27,700円まで、進んだアップトレンドは、昨日の午後に外れ停滞するも、下落に転ずるまでにはいかない。
目先レンジ:27,300円~(27,600円)~27,700円
高値は27,700円ではあるが、その前に27,600円で売られ始められる印象。高くなる雰囲気はない。
環境確認
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SPOTドル建て、USD/JPY
SPOTドル建て、USD/JPY/時間足
ドル建ては雲の中で保ち合い、USD/JPYは雲の上だが、転換・基準線の間に入る。
一応は上昇基調で押し目だが、上値はそれほどには期待できない状況。


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円建て_上位足
日足
実体は雲に支えられて、遅行線は実体に絡む様相。動意薄。

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NEWS
① 地政学リスクが高まると、まず意識されるのは中東の原油供給不安である。ホルムズ海峡などの輸送網に支障が出る懸念が、原油価格を直接押し上げやすい。
② 原油高は、ガソリン・物流・電力・原材料コストを通じて、インフレ懸念を強める要因となる。単なる有事ではなく、実体経済に波及する点が大きい。
③ インフレ懸念が強まると、市場はFRBなど中銀が利下げしにくくなる、あるいは引き締め姿勢を長引かせると考える。ここで焦点が金融政策に移る。
④ その結果、為替市場では金利面でドルが買われやすくなり、株式市場では原油高と景気悪化懸念から株が売られやすくなる。
⑤ 金は安全資産として買われる面もあるが、同時にドル高・金利高が重しになるため、今回は「まず金」ではなく、原油→インフレ→金融政策→為替・株・金の順で市場が動いていると整理できる。
足元のドル円は上昇基調を維持しやすい。背景は、中東情勢の悪化を受けた原油高と、それに伴う米インフレ再加速への警戒である。3月12日の東京市場ではドル円が一時159.24円まで上昇し、約2カ月ぶり高値を更新した。市場では、今回の2月CPI自体は大きなサプライズではなかったものの、今後は原油高が物価に波及し、FRBの利下げが遠のく可能性が意識されている。日本側では、日銀が次回会合で政策を据え置く見方が中心で、円を押し上げる材料はまだ弱い。そのため、日米金利差と地政学リスクが重なる限り、ドル円は押しても底堅い展開になりやすい。
株
日本株は逆に重い。日経平均は3月12日に反落し、終値は5万4452円96銭、場中には5万4000円を割り込んだ。原油高が企業収益や家計負担を圧迫し、日本のような資源輸入国には特に逆風となるためである。半導体や主力株も売られ、東証プライムでは9割超の銘柄が下落する全面安に近い地合いとなった。市場では、原油動向が落ち着くまでは株の自律反発も限られやすいとみられており、単なる一時調整ではなく、スタグフレーション懸念がじわじわ意識されている。為替が円安でも、今回はそれ以上に原油高の悪影響が勝っている構図である。
金
金は本来、地政学リスクが高まる局面では買われやすいが、今回はドル高が強い重しになっている。市場は「有事だから金買い」よりも、「有事→原油高→インフレ警戒→ドル高」という流れを先に織り込んでおり、ドル建て金は上値を抑えられやすい。実際、ロイターも最近の金相場について、ドルの強弱が方向感に強く影響していると報じている。したがって、目先の金は安全資産としての支えはあるものの、ドル高圧力が続く限り一方向に強く上がるというより、上値の重い神経質な値動きになりやすい。