目次
円建て金_15分足
振り返り~予測
寄付き後、一旦は弱含むも、東京タイムから反転するも、想定のレンジ内。
引け間際に短期の踏みが入ったように見える。
目先レンジ:27,000円~27,500円
反応を見たかった、27,300円台で終わったため、強気が継続できるのかはかなり微妙。
目先の想定推移:白点線
前日高値:赤線、レジスタンス:赤点線、サポート:青点線、直近の推移:黄色

前回予測
目先レンジ:26,650円~27,500円
昨日と状況は変わらず。
但し、少なくとも上値は27,500円への到達を待たずに、売られる気配が強い。とは言え、時間の経過により、上位足から確りとしてくるイメージがある。
環境確認
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SPOTドル建て、USD/JPY
USD/JPY/日足~時間足
やはり、先日の日足(上段)の上髭は効いており、時間足(下段)は各線は雲の下にできっていないものの、三役暗転が完成しつつあり、上値は相当に重いとしか言い様がない。
一方、ドル建てSPOTは、上位足から好転しているモノの、USD/JPYの見合いと言えるほどの上昇があるかは微妙。


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円建て_上位足
日足~時間足
日足(上段)は遅行線が実体を横切り、上に位置。
時間足(上段)はレンジ内での推移、午前中に強い陰線が入ったが、その後は伸びずで、評価していいのかは微妙。


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NEWS
リスク警戒はやや後退したが、市場はなお「完全な平常化」を織り込んでいない
東京市場は、トランプ大統領の早期終結示唆を受けて中東リスクへの過度な悲観がいったん和らぎ、原油が前日の急騰後に反落、日経平均も大幅反発した。一方で、イラン側の強硬姿勢は変わっておらず、原油は下げ切らずに再び持ち直しており、ドル円も157円台後半で方向感を欠く展開となった。ドル/円は10日東京午後に157円後半でもみ合い、原油はいったん90ドル前後まで低下したものの、先行き不透明感が残るため相場の落ち着きは限定的とされている。日経平均も10日に5万4248円39銭まで反発したが、買い一巡後は中東情勢と原油動向を見極めたいとの姿勢が強く、上値追い一辺倒にはならなかった。
金については、前日の「ドル高による圧迫」がやや和らいだことで、きょうは押し目買いが入りやすい地合いである。実際、アジア市場報道では金は約0.8%上昇し、Reutersの市場データでも金は上昇している。共有文面どおり、金は地政学リスクそのものに加え、原油高を通じたインフレ再燃懸念の受け皿にもなりやすく、単純に「戦争終結期待=金売り」とはなっていない。つまり、足元の金は有事一服で上値を抑えられつつも、リスクが消えていない以上、下値では買いが入りやすい構図である。
要するに、きょうの東京市場は「最悪シナリオの確率が少し下がった」ことを好感したが、「安心相場」に戻ったわけではない。ドル円は有事のドル買いが後退しても、原油高が米インフレや日米金利差を通じて再びドル高圧力になり得るため下げ切れず、株は自律反発しつつも不安定、金はドル高一服で支えられつつ地政学プレミアムも残る。したがって現状は、ドル円は高止まり、株は戻りつつも不安定、金は底堅いという整理が最もしっくりくる。